魚は殿様に焼かせよ
餅は乞食に焼かせよ
(さかなはとのさまにやかせよ
もちはこじきにやかせよ)
魚はゆっくり焼くほうがいいので、
おっとりとした殿様がよい。
餅は何度もひっくり返して焼くのがいいので、
がつがつした乞食向きだ。
何事にも適任者がいるということ。
いまどき使えない言葉も入っているけど
”餅はホームレスに焼かせよ”だと
かえって差別的に響きますね。
昔々、人生ゲームというのがあって、
テレビでコマーシャルを流していましたが、
初期のナレーションは
「億万長者になるか?貧乏農場へ行くか?」
だったと記憶しています。
映像の方も、悪天候の中、畑を耕す人が流されて
たぶん農家から苦情が来たのでしょう、
「~?一文無しになるか?」
に変更され、映像も乞食、、いやホームレスに
変更されたはずです。
細かいことは忘れましたが、
子どもながらに変更は不自然に感じました。
言葉さえ変えれば
それで責任は逃れたという風潮が
かなり昔からあったようですが、
こと教育という観点からは
足りないというか、むしろ逆効果ですよね