幸福とは過去の自分の生涯から
満足だけを記憶している人々であり、
不幸人とはそれの反対を記憶している人々である。
– 萩原朔太郎 –
『幸子』という歌が、かつて流行りました。
ばんばひろふみさんの歌でした。
メロディがやさしかったからウケたのでしょうが、
歌詞はなんとも情けなかった。
〽幸せを数えたら、片手にさえ余る、
不幸せ数えたら、両手でも足りない、、
まるで演歌とか、幽霊とかのセリフですね(--;
「幸子」という名前の女の人が、
いろんな事をならべて愚痴るのに対して、
〽笑い方を忘れたときは、
思い出すまでそばにいるよ
なんて奇特な男なのでしょう!?
私は他人の愚痴を聴くのが大嫌いなので、
元気なときは諫(いさ)めるし、
疲れているときはその場を去ります。
だいたい、順番を勘違いしている。
恵まれないから、幸せを数えられないのでなく、
意地でも幸せをカウントするガッツが足りないから
いつまでも恵まれないんだ、、、
と、思います