あらら、先生に言ってやろ!

権威に弱い人っていますね。

以前に公立高校で
設備関連の仕事をしていたとき、
同僚に一人そういうのがいて、
なにしろ教師が言ってきたことは
どんなに不条理でも逆らえないというか
”先生さまのお言葉”になってしまう。

なぜなのか不思議に思っていたら
どうも中学高校と出来が悪く
不良だった頃の後遺症らしいのです。

昔の先生というのが
それなりに権威を持っていたのか
あるいは振りかざしていたのか、
今どきは小学校の先生が
生徒にいじめられて辞職するので
隔世の感がありますね(ーー;

他にも、活字に弱いというか
本に書いてあることは間違いないと
思ってしまう人も多いです。

ワープロの出現以来
そこら中が活字だらけなので
さすがに昔ほどではないでしょうが、
それでもインターネットの検索で
出てきた情報を疑わない人が
けっこう多くて驚きます。

あんなもの、
デザイナーにお金を払えば
それらしく作れるし、
サーバーをレンタルすれば
すぐに公開できるのに、、、

この程度の事なら
他人の笑い話で済みますが、
権威に弱いというのは
決して他人事ではありません。

医者や弁護士といった
いわゆる”専門家”の権威があると
人は自分で検証することなく
信用することを選びます。

この習性を利用して
ネットビジネスでは実績や数字、
データーなどを使って説明することで
高い効果をねらうことが
なかば常識とされています。

あなたにも覚えがないですか?

「●●大学の××教授によると
▽△であることが確認され、、、」

などと書かれていると
内容すら読むこともなしに
真実と想定してしまう、、、

そのくらい私たちは
権威には弱いんです(^^;

防衛策といえば
権威に弱いことを自覚した上で
自分の頭で考えることを
心がけることしかないでしょう。

消極的ですけど
それさえしないでダマサれるより
かなりマシだと思いませんか。

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