知ったかぶりは損ですね。
あなたの後輩にも
上手に訊いてくる可愛いタイプと
そうでないのがいませんか?
先輩に、好かれるかどうか、
仕事を覚えるかどうかに限らず、
何かと損な性格といえます。
その理由の前に、
ちょっとテレビ番組について
想い出してみて下さい。
とは言っても、
自分がほとんど観ないので
番組名をあげられないのですけど、
雑学というか、”意外と知らない”系を
扱ったものが多いでしょう(^^?
「へぇ~っ!」とか「そうなんだ!」とか
そういう番組が流行るのは
人に知識欲があるというだけでなく
なんとなく知っていたことが
実はこんな側面もあったのだという
再発見が好きだからです。
そこで話を元に戻すと、
知ったかぶり体質になってしまうと
それは他人に対してだけでなく、
自分に対しても知ったかぶりが
始まってしまうのです(ーー;
自分に知っているふりをして
何の役に立つのかと思ったでしょ?
実際、何の役にも立ちませんが、
前に何度もお話している
潜在意識による情報の振り分けについて
想いだしてみて下さい。
ほら、初めての場所へ行くとき
ずいぶん遠く感じたとしても
帰り道はそれほどでもなくなるという
不思議のからくりです。
人間の脳は、莫大な量の情報を
たえず処理し続けているので
すべてを意識に昇らせていると
オーバーヒートします。
初めての道は、場所を知らないし、
どんな危険があるかも解りませんので
すべて意識する必要がります。
2回めからは、省いても大丈夫な
雑多な情報はすべて見ないし聴かないので
頭の疲れ具合が少なくて
その分近く感じるというわけでした。
同じように、自分への知ったかぶりで
”これは知ってるよ”とラベルを貼ることで
見ていても見えないという現象が
起こってくるのです。
すると、私たちの歓びである
「へぇ~っ!」とか「そうなんだ!」が
日常から姿を消してしまうので
面白くなくなります。
それって損ですね!
というお話でした(^^v
また明日の晩メールしますね。
おおばじょうしょう