ウソをついている人は
なんとなく分かりますね。
どこを見てそう思うのでしょう?
目つきでしょうか?
身振り手振りでしょうか?
顔つきでしょうか?
実はどれも重要なポイントであり、
なおかつ、その人特有の
ウソが出る場所もあるのですが、
もっとも情報を得やすいのは
ずばり目つきです。
一対一で会話しているとき、
相手に視線を向けている時間は
全体の30~60%で、
そのうちの3分の1程度は
互いに視線を合わせています。
話を聴いているときに
相手の目を見るのは、
「ちゃんと聴いていますよ!」
「面白いですね!」
「あなたの話に興味があります!」
といった積極的なメッセージであり、
反対に視線をそらすのは、
「もう飽きました」
「早く終わりにしましょう」
といったメッセージの現れです。
同時に、視線をそらす行為は
自分の気持を読まれたくないという
かくし事モードなのです。
ご自分の経験を思い出してみると
納得いただけるのではないでしょうか?
そして女性はなぜか
先天的にウソを見やぶることに
天才的能力を発揮します。
それはそうと、
視線の表す意味をいくつか
あげておきましょう。
人によってクセが加わりますが
見るべきポイントとしては
覚えておいて損はありません。
●視線がよく合う・・・相手または
話の内容に関心を持ってえいる。
加えてよくうなずくようなら、
さらに話しかけるチャンスである。
●視線を下に向ける・・・不安や
緊張感のあらわれ。
●視線をそらす・・・隠し事をしている。
ある話になると急に視線をそらすなら、
かなり怪しいといえる。
●視線が他所を向いている・・・話に
退屈している。
●上目遣いをする・・・尊敬の念、または
甘える気持ちのあらわれ
●見下ろす・・・自分が優位に立とうとする
心理状態のあらわれ。
●視線を左右にそらす・・・拒絶
●まばたきが多い・・・気が弱いか
相手を非常に恐れている。
●まばたきをほとんどしない・・・上の空で
他のことを考えている。
いかがでしょうか?
これはあくまで、ある人による
分類であって、
誰にでも正確にあてはまる
ものではありません。
この他にも、さまざまな説がありますし、
最終的には一人一人について、
「こんなときはこういう状態」
と分かっていくのが本当なのですが、
先程もいいましたように、
どんなところに目をつけるのか、
探求の足がかりにしてみたら
面白いですよ。
ではまた明日