血液型性格診断って、信じますか?
つい先程、あれは嘘っぱちだという
コラム記事を読みました。
それによると、
おおらかだとか、几帳面だとかいうのが
当たっているときは印象に残る反面、
外れているときには例外として
記憶に残らないのだとか。
言われてみれば、そういうところは
大いにあると思います。
人は、自分に都合の好い情報を選びます。
でも、天敵とも思える奴に
特定の血液型が多かったりするのは、
印象の問題だけでは
片付かない事実だと思うんです。
具体的には、私はB型の人が苦手です。
実の父親がそうだったのですが、
あの「決して讓らない性格」は無理ですね(ーー;
そうでないB型も
何人かは知っているのですが、
典型的にB型っぽいB型の存在が
あまりに強烈な印象を与えてくれるのです。
しかし、あえて言うなら
人の性格をわずか4種類に分類しようというのが
少し雑過ぎるのかもしれません。
まず、どんな特性にしろ、
それが陽性に出るか陰性に出るかで
分類は2倍になるはずです。
「あの人は感情的だ!」
というと、普通は感情のおもむくままに
好き勝手に行動する人を思いますが、
考えてみれば、感情が内攻して
身動き取れずに自分を壊していく人だって
感情的と言えるのではないでしょうか?
その他、RHのプラスとマイナスとか
あるいはAO型とAA型を区別したりするなら、
もっと精密な性格診断になるかもしれません。
なにも私は
血液型性格診断を擁護する義理は
さらさらないのです。
しかし、何かを断定的に否定するのは
考えることを放棄した行為であって、
私たちはもっと
可能性を探求する性格でありたいと
思うのでありました。