肩から下を固定しておいて
首だけでゆっくりと振り返ると、
どこまで振り返れるか、
左右差があるのが普通です。
ゆっくりとやってみて下さい。
この左右差に気がつくと、
やりづらい方に何度か捻って、
左右差をなくしたくなりませんか?
職場でラジオ体操なんかすると
途中でテーマから外れて
捻じる体操をする人が居るでしょう^^;?
あんな風にです。
ところが不思議なことに、
振り返りやすい方へもう一息捻ってみると、
それで左右差が解消されるのです。
言葉で説明するのは難しいのですが、
これは振り返り動作にかぎらず、
いろいろな動作の左右差に有効です。
たとえば仰向けでひざをたてた状態から、
そろえたひざをゆっくりと左右に倒します。
このとき倒しやすい方にもう一息倒すと、
倒しにくかった方も柔らかくなっています。
この応用編で、
たとえば田植えのような姿勢が続くと、
思わず立ち上がって後ろに反りたくなりますが、
実はその動作は腰を壊す原因となります。
どうすれば好いか、話の流れでわかりますね?
そう、はじめにもう一息前屈をするのです。
どうも人間というものは、
辛いほうが役に立つと思いがちですけど、
実は気持ち好い方向に動かしたほうが
好くなるように出来ています。
これは身体に限ったことでなく、
精神にも共通した特性です。
暗い気分のときに
どんな映画を観るべきでしょうか?
暗いの反対で明るいものですか?
悲惨な状況の映画のほうが、
心を壊す危険性がないとのことです。
自分の状況はまだ大丈夫と
思えるからでしょうか?
無理はよろしくないというお話でした。