私は多く傷つき、
多く苦しんだ人が好きです。
挫折感の深い人は、
その分、愛の深い人になります
– 瀬戸内寂聴 –
愛が深くなると
ますます苦しくなりますね。
でも、鈍感なお馬鹿に比べたら
はるかに生きていると言えるでしょう。
私たちは別に
楽をしたり、優越感に浸るために
生まれて来た筈もなく、
何も感じないお馬鹿だけは
どうしたって避けるべき状態です。
ただ、挫折感にしても愛にしても
深いのが好ましいとは限りませんね。
それは執着と隣り合わせです。
それなら何処を目指すかと言えば
一言で表す形容詞が見当たらないけど
雑味のない、意味を伴わない
ブルーマウンテンNo.1のようなもの?
もっとも私は
パーコレーターで無造作にいれた
マンデリンが好みですけど