無題

人は前を見ているつもりで、
実はバックミラーを見ているのである
– マーシャル・マクルーハン –

マクルーハンさんって
亡くなった竹村健一さんが紹介本を書いていて、
もともと英文学だったかの教授で
文明批評家と呼ばれていた方だと思います。
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その上で冒頭の言葉を読み返すと、、
やっぱり分かりませんね。

未来に向かったいるつもりで
実は過去を繰り返して居るとも読めますし、
文字通り、前方注意のつもりが
後ろの景色で判断しているとも読めたりして、
前後関係というか
この場合、この例えで人をギョッとさせておいて
気持ちを鷲づかみにしておいて
そのあとに自説を展開したのでしょうが、
そちらを聴かないと、ただの禅問答ですね。

仕方がないので
今日は言葉の勉強だけでお茶を濁します。

「鷲づかみ」には、次のような意味があります。
・ワシが獲物をつかむように、荒々しく物をつかむこと
・強く引き付けること
・長い柄の先にはさみ状の金具をつけた海底の貝類をとる漁具

「鷲づかみ」を使った例文としては、
「札束を鷲づかみにして逃げる」「心を鷲づかみにされた」
などがあります。