結果オーライ

世の中で重要なことの多くは、
まったく希望がないように思えたときでも
試行錯誤を続けた人々によって
成し遂げられてきた
– デール・カーネギー –

会社とか工場とかの設備は
年に一回、完全に電源を落として
細かい点検をします。

以前に責任者として赴任していた学校で
その点検を行ったある年、
いざ復電したものの、
中央監視装置が立ち上がりません。

あちこちに問い合わせてみたのですが
そういう点検は学校が休みの日、
つまり色んな会社も休みが多い日なので
なかなか人がつかまりません。

あきらめムードで
報告と、明日からの対策が話し合われる中、
ひとり最後まであきらめずに
その日行った手順を逐一追いかけて
とうとう原因をつきとめ、復旧させた男が居ました。
なにを隠そう、それは私めでございます。

もっとも、何とかしない限り
翌日は朝からすべて手動で制御するので
めんどう臭くて仕方なかったからで、
責任感とか、不屈の精神とか
恰好のいい理由からではありませんでした。

でも、奇跡がおきたのだから、OKですね