とかく物事には
明暗の両方面がある
私は光明の方面から見たい
そうすれば、おのずから
愉快な念が湧いてくる
– 新渡戸稲造 –
昔、何かの本で読んだ
きざな男のセリフを思い出します。曰く
「君はヒマワリのような人だ、
いつでも、お日さまの方しか向いていられない、、」
もし自分で言ったら、顔から火が噴き出すし
相手は笑いすぎて、ER行きでしょう。
それはともかく、
何とかの一つ覚えみたいに
サクセスストーリーしか受け入れず、
悲劇やホラー、バイオレンスから目を背ける人は
どこか不自由に思えます。
もちろん、どう考えても有害な作品が
そういったものに多いことも確かですけど、
お約束のハッピーエンドばかりだと
薄っぺらな人間になりそうではないですか?
サクセスストーリーから目を背ける人も
充分不自由に違いないですけどね