ノスタルジアに屈してはならない
道に出て隣町や外国に行くんだ
ただ、痛々しい過去を旅していけない
– パブロ・ピカソ –
過去を”痛々しい”とまでは思いませんが、
過去に生きる人になるのは御免です。
そういう人、結構というか、かなり居ますよね。
つい、埴輪(はにわ)を連想してしまいます。
いい歳して沖縄に移住してきて
上と下くらいは解っても
右も左も分からない状態から始まって、
幸い、中南部を車で走り回る仕事に就いたので
何となく座標軸が出来て来た気がします。
同時に、つい知った道、知った店を選んでいる
埴輪の予備軍である自分に気づいて
ギョッとすることもボチボチ出てきました。
休みの日に、カーナビに目的地を入力して
あとはナビ様の言う通りに進むと、
知っているつもりだった道が
実は思わぬところに繋がっていたり、
無駄な遠回りしていたことを知ったりして
何だかとても嬉しくなります。
こういうのを、大切にしたいと思うんです