米米CLUB

いつも月夜に米の飯
(いつもつきよにこめのめし)

毎日が月夜で
米の飯が食べられる暮らしが続けば
申し分はないという、
苦労のない気楽な生活のたとえ。

似た感じのことばで、
”お天道様と米の飯”というのがありますが、
意味というか、使われる状況がまるで違います。

”月夜に~”の方が、気楽な生活であるのに対して、
”お天道様~”は苦しい境遇の中で
一筋の希望を見出すような、絞り出すような
決意表明のようなニュアンスが窺えます。

かなり使われ方が違うのに
”米の飯”が共通しているのが面白いです。
語呂が好いのもあるでしょうけど
ある時期からの日本人にとって
お米は有難さの象徴だったのでしょうね。

だから”雨ニモマケズ”に登場するのでしょうが、
”一日ニ玄米四合ト味噌ト少シノ、、”
玄米四合って、試してみれば解りますが
現代人には食べきれる量ではありませんね^^;