会えば五厘の損がゆく
(あえばごりんのそんがゆく)
大阪地方のことわざ。五厘は一銭の半分。
人との交際は、時間を取られたり、
出費があったり、
必ず何ほどかの損をするということ。
なんだか、いかにも関西人というか
ここまで言われたら身も蓋もない気がしますね。
深読みするとしたら
交際とは初めからそういうものだから
少しくらいのことでガタガタ言うなとか
そういう教えかも知れませんが
たぶん違うでしょう。
私自身は、人と出逢って
損をしたと思うことはありません。
仮に救いようのない嫌な奴でも
反面教師であるとか
もっと謙虚なことを言うなら
自分の醜い部分をデフォルメしてくれて
反省の機会をもらったりしますから。
ただ日常では、
顔を合わさずに済みたいと
心から願う人は少なくありません。
修業がたりませんね