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目の正月
(めのしょうがつ)

目にとっては一年中で最も楽しい
正月のようだという意味で、
珍しい物、貴重な物、非常に美しい物などを
見て楽しむこと。

昔の、というか幼いころのお正月は
とても特殊で楽しい数日でした。
普段は商売で忙しい両親が
朝からそろって食卓に着いているし、
おまけに葡萄酒で赤くなってる。
私も嬉しくて真似をして
初めて酔いつぶれたのが幼稚園のころ、
もちろん記憶はありませんけど。

ほかにも、服や靴まで新しくして、
さすがに羽根つきではなかったけど
バトミントンや人生ゲーム、
新春かくし芸大会、これは年末の
レコード大賞、紅白、ゆく年くる年から続く
毎年の定番でした。
高橋圭三さんや堺正章さんが
かすかに印象に残っている程度ですが
楽しかった感情は残っています。

お店が軒並み休みになるので
年末に学校で”お正月用の食パン”が販売され、
我が家はパン屋だったので、その心配なかったけど
母親が、年末に大量に仕込んだおせちを
繰り返し食べてました。

ほかにも思い出すことは山ほどですが、
何も引き継いでいませんね。
私の子どもたちは”目の正月”なんていっても
ピンとこないかもしれません。
申し訳ないことです