負うた子を三年探す
(おうたこをさんねんさがす)
おんぶした子供をどこに行ったと
三年も探し回るということから、
手近にあるものに気づかずに
あちこちを尋ね回ることのたとえ。
白髪三千丈※とか
中国のもの言いはいかにも大げさですが、
日本人も”3年”ときましたか⁉
3年も探していたら
子どもはずいぶん大きくなって
重くて気が付くでしょうに。
その前に、3年も食事を与えずにいたら
立派な虐待ですね。
冗談はさておき、
おでこに乗せてたり、下手をすると
自分がかけている眼鏡を探す人も居て、
彼らを笑う自分だって
すぐ目の前のボールペンが見えずに
あちこち探し回っていたりする。
あれは不思議なものですね。
ボールペン程度ならいいですけど、
目の前の大事な事を見過ごしていないか、
ときどき確認した方が好さそうです
※「白髪三千丈(はくはつさんぜんじょう)」は、
長年の憂いが重なって白髪が非常に長く伸びることを
誇張した表現。心に憂いや心配事が積もる事のたとえ