仕事幽霊飯弁慶、その癖夏痩せ寒細り、
たまたま肥ゆれば腫れ病
(しごとゆうれいめしべんけい、
そのくせなつやせかんぼそり、
たまたまこゆればはれやまい)
仕事はろくにせず
飯だけは山のように食べて、
そのくせ夏も冬もやせっぽちで、
たまに太ったなと思えば
病気にかかっている。
怠け者の大食多病をあざけるもの。
いかにも昔の諺で、
やせっぽちが役立たずを表してます。
今なら”そのくせ”じゃなくて
”それなのに、なぜ?”と続いて
羨望を表す場面ですね。
私は、中学から高校にかけて
かなり太った時期がありました。
70㎏くらいありましたが、
浪人しているときにどんどん痩せて
以来、たくさん食べても
あまり太らない体質になりました。
というより、
ちょっと忙しいとどんどん痩せて行き、
一昨年も45㎏まで落ちました。
デブと痩せ両方やってみて気づいたのは
痩せの方が何かと楽だという事です。
あえてデブのアドバンテージを挙げるなら、
私の場合はバイクでこけても怪我しなかったこと、
あと痩せてからは寒さに弱くなったかな?
考えたら、原始時代の厳しい環境下では
どちらも大切な事ですね