本木にまさる末木なし
(もときにまさるうらきなし)
意味
何回取り替えてみても、
最初ほどよいものは見つからない。
おもに男女関係、
つまり初恋についていう。
いまは何でもデジタルなので
コピーしても劣化することはありませんが、
昔はカセットテープをダビングしたり
試験前にノートをコピーしたり、
運よく原本からだったら好いけど
孫コピー、ひ孫コピーともなってくると
音質も画質も悲惨なものでした。
それでも、内容の価値が勝っていたので
宝物に思えたものでした。
いまはクリック何回かで
見事に複製が出来上がりますから
少しでも綺麗にしようと思って
細心の注意を払うこともなくなって、
また有難味から遠ざかった気がしています。
テレビの前でカセットを構えて
親が話しかけてこないかハラハラした頃が
なんだか懐かしいです