理詰めより重詰め
(りづめよりじゅうづめ)
意味
同じ「詰め」でも、
お互いに理屈を言い合う理詰めより、
ごちそうの入った重詰めのほうが
楽しいということ。
また、ごちそうしながら
なごやかに話し合うほうが、
理屈で責めるよりも
うまくいくということ。
そういう人が多いですね。
私は基本的に、共に飲み食いするのは
ごく親しい人で、少人数の場合がせいぜいで
食事をしながら打ち合わせなんて
身の毛がよだちます。
まず、食べることが好きなので
食べながら他の事考えたり
ましてや筋の通った話をするなんて芸当は
金輪際、私とは無縁です。
かといって、打ち合わせに集注しながら
うわの空で食事をするなんて
料理や、素材を作ってくれた人に失礼なので
そういう場ではジレンマに悶絶します。
さらに捻くれたことに、
「ご馳走食わせておけば、上手くまとまるぜ!」
みたいな魂胆が透けて見える気がして
主催者の笑顔が悪代官のそれに思えてきて
疑心暗鬼に駆られて打ち合わせどころではない。
唯一、陽が落ちた後
アルコールが主体の食事会でしたら
私でも色々な問題がクリアできるのでしたが、
(食べないし、疑心暗鬼は引っ込みます)
ここ数年は、訳あってお酒を中断している関係で
飲み食いの席はすべて不義理となりますので
あしからず