後悔先に立たず
(こうかいさきにたたず)
事が終わってしまってから
あれこれ悔んでも
もはや取り返しはつかないのだから、
事を行う前に、悔いの残らぬよう
慎重な配慮をすべきであるという教え。
こういうのは
人を見てから言うべきことでしょう。
いまどきは、先に後悔しているというか
後悔が怖くて動けない人だらけで、
そんな人にこの言葉を贈ってしまったら
亀かヤドカリになってしまう。
事を行う前でなく、行っている最中にこそ
この諺を思い出すべきで、
後になってから
「あそこで、”待て”のサインが出ていた、、」
というのはよくある話です。
やっていることと直接関係なくても
何かが心に引っ掛かったなら
それはサインであることが多いようで、
占いでは”外応”と言うらしいです。
見逃さぬようにしませんとね。
なお、似た言葉に
「後悔あとをたたず」
というものがありますが、
これらがごっちゃになってしまって
「後悔あとにたたず」
なんて言ってる人も居ます。
後にはたつんですけどね