鶴の一声
(つるのひとこえ)
大勢で議論して決まらなかったことが、
実力者の一言によって決定することのたとえ。
この説明のように”実力者”なら
むしろ有難い一声ですが、
これが”権力者”となると話は違います。
さんざん議論して歩み寄りかけた頃に
意味も解っていない役付きがのこのこ出てきて、
何か言わないと恰好が付かないという理由だけで
独特な、と言えば聞こえはいいけれど
つまりは馬鹿らしくて話題にも上らなかった
とんちんかんな、提案という名の命令を下して、
追従する米つきバッタに褒めちぎられて、
結局、会議などない方がマシだった結論に達する、、
そんな一声も
”鶴の一声”と呼ばれていますから
ろくなもんじゃないですね