家族に乾杯

釣瓶縄井桁を断つ
(つるべなわいげたをたつ)

井戸の釣瓶を繰り返し使っていると、
井桁が縄にこすられて
すり減ってしまうということから、
わずかなことでも
繰り返し続けて努力を重ねれば、
いつか成功するということ。

いくらロートルの私でも
さすがに現役の井戸を使ったことはなく、
釣瓶といわれて鶴瓶さんを思い出すほどですが、
”朝顔に釣瓶とられてもらい水”
なんて詩を思い出したりはします。

井桁は、かってに滑車を想像してますが、
それがすり減るというのは
仮に井桁が木製だったとしても
かなりの年月繰り返し使われた結果であって、
それほど努力を続けるというのは
”苔の一念岩をも通す”の世界ですね。
私にはできない芸当です。

ただ、精神力で努力し続けるのは無理でも、
それを習慣に昇華させてしまえば
あとは惰性で、知らぬ間に長い年月が経って
いつしか井桁もすり減っているかもで、
そこら辺の知恵があるとないとでは
ずいぶんと違った人生になることでしょう

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