胸三寸に納める
(むねさんずんにおさめる)
「胸三寸」とは、心の中、
つまり胸の中にある考えや気持ちのこと。
「胸三寸に納める」は、それを外に出さずに、
内に秘めておくことを指す。
相手に不満や怒りを感じていても、
それを表に出さずに我慢するときや、
秘密を誰にも言わずに
心に留めておく場合などに使われる。
よく似た言葉に「胸先三寸」があります。
こちらはドラマなんかで
「お前の進退は、わしの胸先三寸だ!がはは、、」
なんて使われ方をしますけど
これは誤用です。
調べても、胸三寸との違いが要領を得ません。
一説によると「胸先三寸」は
「胸三寸」と「舌先三寸」が混ざって使われる
一種の造語だそうですけど
解ったようでますます解らなくなりました。