籠鳥雲を恋う
(ろうちょうくもをこう)
意味
かごの中の鳥が
空の雲を恋い慕うということ。
とらわれの身にある者が
自由な境遇をうらやむことのたとえ。
また、故郷を恋しく思うことのたとえ。
いまどき、ペットショップの鳥たちは
大空を自由に飛んだ経験があるのでしょうか?
なんか生まれたときからかごの中で
一生かごの中のような気がしないでもない。
だとしたら、はたして
空の雲を恋い慕うことが出来るのか?
私はできるような気がします。
具体的な記憶でなくとも
(そもそも、それはあるのかな?)
前世の記憶とか
(いや、前世が鳥だとは限らないか、、)
DNAに刻み込まれた”種の記憶”みたいなものが
「何かが違う、、」
という印象となって心にのしかかり、
それが実は、空を恋しがっているのだとか、
そんなことは、ある気がします。
私たちだって日ごろ、
「何かが違う、、」
と思って生きていたりしませんか?
本当は空を飛びたいのかも知れませんね