浮世は回り持ち
(うきよはまわりもち)
世の中の栄枯盛衰や、
幸運・不運は固定されたものではなく、
常に変化していくこと。
誰かの富や幸福が永遠に続くことはなく、
また、誰かの不幸も
永遠に続くこともないという考え。
”回り持ち”という言葉がちょっと気になって
調べてみたところ
1 順番に受け持つこと。輪番。「議長を—にする」
2 めぐりめぐって自分のものになること。「金は天下の—」
だそうです。
この諺の場合、2の方に思えますが
1だとしても面白いですね。
つまり、幸福とか不幸という場所があって、
そこの住人が順番に入れ替わっているということ。
しがみついている人がいると
後の人が迷惑します。
幸福だけでなく、不幸にしがみつく人も
結構多かったりするのですが、
次の順番の人は助かるけど
周囲の人が迷惑することに変わりありません。
音楽が鳴ったら、おとなしく立ち上がって
椅子の周りを歩き始めましょうね