傍目八目
(おかめはちもく)
「おか」はかたわら、わきの意。
囲碁の勝負をわきから見ていると、
対局している当人たちよりも
八目先まで見通せるということ。
当事者より傍観者のほうが、
真相や得失がはっきりとわかることをいう。
音だけ聴いていた頃は
”オカチメンコ”を連想してました。
ほんの子どもでしたので、状況との整合性に
けっこう悩んだ覚えがあります。
客観的に見た方が
物事を俯瞰できるためなのか、
あるいは思い込みを外したことが幸いするのか、
たぶん両方プラスアルファなのでしょうが、
状況を改善する確率が高まります。
では、すべて客観的がいいのかと言えば
物事をうまく運ぶために生きているわけでもなく、
主観で楽しみたいというか
そうしないと勿体ないことだって
世の中にはたくさんありますね。
自分の目線がいまどっちなのか
はっきりと理解できていることと、
必要に応じて、自在に切り替えられることが
肝心なようです。