采薪の憂い
(さいしんのうれい)
病気で薪を採りに行く元気もない、
つまり非常に体調が悪く、
日常生活を送るのも困難な状態であることを
へりくだって言うことば。
中国の戦国時代の思想家である孟子が、
病気を理由に斉の王からの呼び出しを断る際に
用いた故事に由来。
現代語でいうなら
「薪を採りに行くがもしんどくて、、」
と言ったところでしょうか?
京都の人の断り方っぽいですね。
でも京都の人が聴いたら、
おそらく「それは違う!」というでしょうけど。
イメージって怖いです。
それはともかく、
自分の病状を赤裸々に述べて
「ほら、私はこんなに辛いんです、、」
と訴えてくる人より
笑い話のように
「困っちゃって^^;」
とか言ってる人の方が、大切にしたくなります。
なんか上から目線で嫌ですけど、
具体的な人を思い浮かべて言ってます。
それは私が弱いからでしょうけど
そんなこと言ったら、世の中弱い人だらけです。
みんな辛いことを抱えているのだから
少しだけ表現を選ぶというのが
ダンディ、またはエレガントというものでしょう。
私こそ、気を付けたいと思ってます。