梃子でも動かぬ
(てこでもうごかぬ)
梃子を使えば小さな力で
大きな物が動かせるが、
その梃子でさえ動かすことができない、
どんなことがあっても信念や決意、
態度などを変えないたとえ。
母親が子どもを守る姿とか
地域の安全を守るための座り込みとか、
そういう”梃子でも動かぬ”には感動します。
そうしていない自分が恥ずかしくもあり、
それをちゃかして、薄ら笑いする輩は
どんなに立派なことを言っても
金輪際好きになることはないでしょう。
一方で、
会社内で、自分のポストにしがみついて
どんなにみっともなくとも、こびへつらって
自分の地位を危うくする人間について
流言飛語(りゅうげんひご)を飛ばしまくる爺いは
アリストテレスを呼んできて
てこの凄さを思い知らしてやりたくなります。
自分自身は
風が吹いても転がっていきます。