長い夏に思う事

六月無礼
(ろくがつぶれい)

旧暦の6月は非常に暑い時期であり、
服装などを略式にしていても
その無礼をとがめないことを意味する言葉。
現代でいう「クールビズ」に近い概念で、
平家物語の長門本にも登場する。

その昔「省エネルック」なるものがあって、
誰だったか、政治家も着用していたけど
あまりみっともいいものではなかった覚えがあります。
ただ、薄手のスーツを半そでにしただけの
中途半端なものだった気がします。

そこへ行くと、昨今のクールビズはと言えば、
若者は相変わらずおしゃれに決めていますけど
オッサンは相変わらずで、ネクタイ外すと
一気にだらしなく見えるのはなぜでしょう?
シャツが安物だからでしょうか?
鍛えていない胸元や出っ張り始めたお腹、
二重になっているか、早くも皺だらけになった首筋が
強調されるからでしょうか?

私はと言えば
ここは南国沖縄ですから、
スーツにネクタイなんて人は皆無で
正装は”かりゆし”です。
アロハシャツの沖縄版です。
銀行でも役所でもこれを着て仕事をしています。
葬式用に、黒いかりゆしも売ってます。
実はけっこう高いので、まだ買っていませんけど^^;