俯瞰
読み方:ふかん
「高所から下方を見渡すこと」および
「広い視野を持って(巨視的に)物事を捉えること」
の意味で用いられる表現。
「俯瞰的に考える」のような言い回しで
用いられることが多い。
(新語時事用語辞典より)
よく、鳥観図的とか言いますけど、
鳥はあの高さから、全体を見ているのでしょうか?
ちょっと情報量が多すぎて
かえって混乱しそうな気もしますね。
きっとかなりの情報を捨てて
餌とか敵の情報だけを拾っているのでしょう。
石原慎太郎氏と小田実氏の対談で、
石原氏が鳥観図的に見ることを推したのに対して
小田氏は”虫観図的”な必要を説いていました。
地を這いまわる虫のように
民衆の目線で物を見られない政治家を
揶揄していたのだと思いました。
大義ばかり気にしていたら
民衆の苦しみを切り捨てかねませんからね。
どちらか一方ではいけないのでしょう。
私は小田氏のファンですので
以来、虫の視線を大切にしています。
