調べられるものを、
いちいち覚えておく必要などない
– アインシュタイン –
この前、会社を移るときに
自分のお客さまを何人かに引き継ぎました。
その中のひとりが困ったことに
私の話を逐一ノートにメモしている。
通訳を通して話しているみたいなもので
5割増し時間がかかるのは仕方ないとしても
「ここをよく見て!」
と言っているのに、目と頭はノートに占有されて
たぶん何の印象も残っていない。
あれでは1か月後にノート先生に訊いても
先生が何を言ってるのか分からない筈ですが、
考えてみたら、そういう風に教わってきて
普通の人は同じようにしていますね。
私は普通ではないので、
というか、自分のメモは判読不能だし
どうせ忘れるに決まっているという前提で
忘れた時に思い出す道筋を考えて
「~を見よ」とか「~に訊け」とか
「~と似た感じで」とメモして
あとは画像として、もしくは映像として
記憶に焼き付けることにしています。
今のところ不都合はありません。
お試しください