白髪三千丈
(はくはつさんぜんじょう)
長年の悲しみや愁いで頭髪が白くなり、
それが三千丈もの長さに
伸びてしまったということ。
一丈は、約3メートルとのこと。
三千丈というと9㎞にわたる白髪ですから、
頭を洗うのも一苦労ですね。
中学校が丸刈り推奨で
登校時にMという教師が校門で待ち構え
前髪が眉毛にかかっていたりすると
その場でバリカンという暴挙に出るのでした。
眉毛をそってきた猛者もいたけど
そういう洒落が通じるMではありません。
眉毛なしの丸坊主という
かなり凶暴な面相にされてました。
その反動で
高校に入ってからは髪の毛を伸ばし続け、
大学でウェイターの仕事に就くまでは
肩まで伸ばしていましたけど
今の”ロン毛”みたいなお洒落なものではなく
ジョンレノンや吉田拓郎の流れを汲んだ
正統派ヒッピースタイルでした。
就職が決まって、髪を切ってきたとき
(『いちご白書~』の一節みたいですね)
ヘルメットがブカブカになったのと
シャンプーをいつものように手に取ったものの
多すぎて頭から流れ落ちたのを思い出します。
9㎞のロン毛を切ったら
宙に浮いてしまいそうですね