能書きの読めぬ所に効き目あり
(のうがきのよめぬところにききめあり)
薬の効能書は、理解不能な
難解なことが書いてあったり、
読めないような細字で
ぎっしり書いてあるところが、
かえってその薬に
効き目があるように思わせるということで、
物事はすべて見えてしまうと
ありがた味が薄れることのたとえ。
薬の説明書を
ちゃんと読んでいる人って
100人のうち何人くらいいるのでしょう?
私は1回何錠かと食後か食間かくらい
確認する程度です。
友人で、食事の最中に
律儀に薬タイムにしている奴がいましたが、
”食間”という表現は紛らわしいですね。
東京に居たころ、
私は本を読んで感動または共感すると
著者を訪ねていく癖がありました。
と言っても、たいていは講演会を聴きにいくとか
あわよくばその後の懇親会に紛れ込んで
サインをねだる程度でしたが、
何度かは、著者の会社に勤めるとか
研修会のスタッフになったこともありました。
名前は出せませんけど、
あまり近寄らない方が夢があったなと
後悔したこともありました。