望みの叶い方

棒ほど願って針ほど叶う
(ぼうほどねがってはりほどかなう)

大きな望みを抱いても、
実際に叶うのは
ほんのわずかであるというたとえ。
大きな望みを抱くのは良いが、
全てが叶うとは思わない方が良いという
意味合いで使われる。

ちょっと異論があるのですが、
大きな望みを抱いているつもりでいても
本当の望みは全く別の
シンプルなものであったりして、
それは自分が抱いた望みの一部分が叶うだけでも
十分に達成できるからだと思うのです。

例えば
「痩せて綺麗になりたい!」
という望みが、実は
「人前で自信をもって、堂々としていたい」
という気持ちの変形だったりして、
いま、そうできていない理由を
勝手に体形や顔立ちのせいにしていたりします。
そうであれば、姿かたちがそのままでも
なにか一芸に秀でることで
本来の望みは達成出来ちゃったりしますね。

でも強欲な人は
「姿かたちの望みが叶っていない、、」などと、
実に罰当たりな不満を漏らします。

こうなると、願望実現のカギは
自分の本当の望みを
ちゃんと理解することかも知れません。