Y氏の歓喜

矮子の看戯
読み方:わいしのかんぎ
「矮子」は、背の低い人。
「看戯」は芝居を観ること。
背の低い人が芝居を見るとき、
前の人の陰になって舞台がよく見えないくせに、
周りの人が拍手をしたり批評するのを聞いて、
同じようにただ拍手をする様子から、
見識がなく他人に流されることを意味する。

ちょっときわどいですね。
国営放送なら「不適切な表現が、、、」と
お詫びの言葉が続きそうです。

子どもの頃、映画を観に行くと
前に座る人による運不運を感じました。
座高の高い大人が、そのうえ帽子を被っていたり、
子どもに、感想を交えた解説をし続ける母親、
何かというと見つめあうバカップル、
今でも強烈に思い出すのは
ポニーテールの癖に、やたらと首を振る女が居て
それが猫じゃらしみたいで
目が回って気持ち悪くなったことです。

大人になってからは
人並みに座高が高くなったので、
というより、曜日や時間帯を考慮して
快適な座席を確保する知恵がついたために、
というより、そもそも映画館に行かなくなったから
すっかり前の人による災いを忘れていました。

話をもどすと、今どきなら
自分ではろくに考えることもせず、
朝のワイドショーやYoutubeで聞きかじったことを
さも自分の意見のように話し合う人たちが
矮子の看戯といえるのでしょう。