遊牧民に憧れて

鳰の浮き巣
読み方:におのうきす
水鳥のカイツブリ(古名:鳰=にほ)が、
沼や湖の水面に葦(あし)や水草を集めて作る
皿状の巣のこと。
水草を水中の茎や草に軽く絡ませているが、
基本的には水面にぷかぷかと浮いた構造であるため
水位の増減や波に揺られて漂う様子から、
古来より和歌や俳諧において
「はかなく頼りないもの」「人生の浮き沈みや不安定さ」
のたとえとして詠まれてきた。

『四畳半を10倍に使う本』という名著がありました。
人に貸したら無くされてしまって悔しい思いをしましたが、
今では1万円以上の高値で古本が出回っています。

その中で”旅人の部屋”というページがあって、
とにかく家具など何も置いておらず
段ボールを逆さに置いただけのテーブルで
旅人風のおとこがカップラーメンを啜っていました。
もちろん、タンスも布団も
カーテンさえもなかった覚えがあります。
いささか寂しい気もしますけど潔いくらいの身軽さですね。
憧れますが、私には無理だと思います。

実家を出た直後、いまから比べたら
それに近い暮らしをしていた時期もありましたが、
彼女が出入りするようになって
冷蔵庫、布団、テレビ、、、と段々に増えていき、
カローラの後部座席だけで済んでいた引っ越し荷物が
いつしか2トンロングからはみ出るほどに、、、

鳰の浮き巣の住人であるためには
スナフキンのように独り身でないとイケないようです。
でも鳰は家族を養っているのですよね?
一度秘訣を聴いてみたいです。