無い物食おう
読み方:ないものくおう
ないものを欲しがったり、
無理なわがままを言ったりすること。
また、無いとわかると
余計に欲しくなるという
人間の心理や癖を表した言葉。
「無い物食おうが人の癖」
という形で使われることが多く、
手元にないものほど欲しくなってしまう
人間の心理を皮肉った言葉。
私は、食に関して淡白な方ですが、
それでもこの気持ちは、実は解るんです。
20歳の頃、静岡県のヨガ道場に
断食目的で滞在したことがありました。
ちょっと煮詰まっていた時期でして
自分をリセットしたかったんです。
段々食事を減らしていって
とうとう断食に入ったわけですが、
同じ目的で滞在中の女性たちと
夜な夜な、もっぱら食べ物屋さんの話で
盛り上がっていました。
2~3日も食べずにいると
空腹感の方は収まってくるのですが、
味を感じていない毎日って
それこそ”味気ない”んですね。
朝晩の歯磨きの味まで
楽しみになっていたほどでした。
断食の目的からすると
その行為はNGだったのでしょうけど、
なんとも楽しい時間でした。
たぶん、ほんとうに食べているときよりも
満足していたのだと思います。
