夜明け前が一番暗い
読み方:よあけまえがいちばんくらい
苦しい時期や困難の終わりが
最もつらく感じられること、
それを越えれば必ず良い方向に変わるという
希望を表すイギリスのことわざ。
The darkest hour is just before the dawn
実は物理的な暗さのピークは夜中であり
夜明け前が特別暗いわけではないが、
暗闇から明るさに変わる手前だからこそ、
より深く感じられる。
心理療法に”リフレーミング”という
たいそうな名前のついた技があるのですが、
実は何のことはない、
”ものは言いよう”ということです。
「最悪だ!」というのと
「これ以上は悪くならない!」というのでは
後に続く言葉というか、
考え方の方向が変わってきますよね。
イギリスのことわざでいうなら
「一番暗い」という事実を
「夜明けの直前である」と意味づけすることで
『風と共に去りぬ』の前半終了シーンに
見事に転換してしまうわけです。
なにかと客観性の重要性が強調されますが
こうしてみると主観だって
すごいパワーを秘めているんですね。
