薬九層倍
読み方:くすりくそうばい
薬は、売値が原価の九倍と異常に高いことから、
暴利をむさぼることのたとえ。
類語:呉服五層倍
大学生の頃
ガールフレンドの彼氏が大人の人で
ある日ステーキをご馳走になりながら
モノの値段が、どうやって決まるかについて
教えてもらったことがありました。
実家が食べ物屋だったので
材料費が絶対的な尺度で
そのあと売れそうな値段を見計らって
それに応じた手間のかけ方が決まったり
扱うのを断念したりするものだと
なんとなく思っていましたが、
「値段が一番初めに決まるのだ!」と教わって、
”愕然”とか”衝撃的”とかではなく
「へ~、そうなんだ、、」と
気が抜けたのを覚えています。
もちろん、例えば薬の値段だって
それまでとか、これから先の研究開発費も
含まれているのであって、
それから、それ単発で収支を考える以外にも
客寄せのための値段もあったりして、
話は単純ではありませんけど、
人が払おうとしない値段はつけられないこと、
裏返せば、買う人が居るなら
どんな値段だってつけられるということ、
そこら辺が面白くもあり、
恐ろしくもありますね。
