君はキジムナー※を見たか?

燃犀之明
読み方:ねんさいのめい
物事の本質を鋭く見抜く力があることのたとえ。
怪物が棲んでいると恐れられていた
深い淵を訪れた温嶠が、
サイ(犀)の角を燃やして水中を照らしたところ、
本当に水の底にいる怪物の姿が
はっきりと見えたという伝説から、
暗闇や深部にある真実を
明らかに照らし出す力という意味で
使われるようになった。

犀の角って、よく燃えるのでしょうかね?
三線を引くときに使う”爪”は水牛の角なのですが、
ともに、ワシントン条約に抵触しないのか
ちょっと気になるところです。

もっとも、両方とも
身近にあったから使うようになったのでしょうから
将来的にはともかく、スタートはセーフですね。
毛皮でも角でも、見えている範囲のものなら
乱獲には結びつかないような気がします。

それにしても、温嶠さんが行くまで
誰も灯りをともしてはみなかったのですね?
そちら方が、私には感動的に思えます。

ともあれ、何もかも、くっきりさせるより、
「あそこは化け物がでるから、、」と
なんとなく不思議のままにしておく方が楽しい。
およそ科学とは正反対のことを
つい思ってしまいます。

 

※キジムナー:沖縄諸島に伝わる樹木の精霊。
主にガジュマルやアコウなどの古い木の精とされ、
赤い髪をした子供の姿で描かれることが多いが、
老人の姿などの伝承もある。