墜茵落溷
読み方:ついいんらくこん
人生の浮き沈みや境遇の大きな差を、
花びらが風で舞い、
座布団(茵)に落ちるか
汚い場所(溷)に落ちるかという
偶然に例えた四字熟語。
人の運命は結果的に
偶然の巡り合わせに左右されるという
無常観を表す。
出典:『南史』
無常感も表すでしょうが
無情を感じさせることも多いです。
たしか中島らもさんの小説で
「うえしたエライちがいや、、」
みたいなセリフがあって
関西弁の微妙なニュアンスは別として、
妙に納得したことがありました。
これからの季節
桜の花びらもはらはらと散って
美しい人の肩にでも落ち着けばいいけど、
おっさんの頭にとまったと思ったら
公衆便所で払われて床に落ち、
その後どこまで悲惨な末路をたどるのか
神のみぞ知るところで、
つくづく、花びらに生まれないで
好かったなんて思うのです。
