楽人楽を知らず
読み方:らくじんらくをしらず
苦労を知らない人は
安楽のありがたさを知らない。
苦労してはじめて、
安楽の大切さを知るということ。
(辞典オンラインより)
私は怠け者なので
普段は苦労を避けて通りますが、
15年前に、設備系の仕事に路線変更したとき
「病院とホテルだけは選ばないように」
という、先輩の有難い忠告に逆らって、
まずは巨大な大学附属病院、
その後、やたら忙しいビジネスホテルに
自分から飛び込みました。
別に、やる気に満ちていたとか
そんな美談では断じてなく、
一番大変なところを初めに見ておけば
のちのち楽になるだろうという
スケベ心からでした。
目論見は大当たりで
その後いろいろ現場を渡り歩いても
仕事がつらいと思ったのは
せいぜい年に数日程度で、
あとは暇すぎて退屈しているか、
暇なのに文句垂れ流している同僚に
イライラしているくらいで済みました。
途中から、電気保安に路線変更して
また修行の日々が始まりましたが
あの頃の忙しさのおかげで
たいていのことは平気になりました。
めでたしめでたし。
